先日のニュースで出生率が90万人割れと出てました。
実際問題、当然だとしか思えません。
個人的になぜこう感じたか書いていきます。
目次
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金がない
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自分が子ども時代辛かったから、それを経験させたくない
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本来、結婚して子供を作るのに向いていない人がせずに済むようになった
金がない
単純にこれが大きな理由ですね。
だ っ て 、 金 ね え も ん ! ! !
週5フルタイム勤務+残業や休日出勤などもこなして、月収15万前後とかザラですしねえ。
そんでもって、年功序列や終身雇用も崩壊、正社員の状態だって、今度も維持できるわけではないとくれば、現時点での資産はもちろんですが、将来の金銭的な先行き不透明なのです。
そんな中で、子作りをあおる某政党は何を考えているんでしょうか。
出産及び子育てをする中で、子どもにはお金よりもかけるべきものはたくさんあるとかおっしゃる方も多数いるでしょう。
( ゚Д゚)ハァ?
確かに、お金だけが全てではない面はあるでしょうし、お金だけかけても子どもを幸せにできる保証はありません。
お金がないと何もできないし、防げない不幸はたくさんあるんだよ!
てか、世の中で起きている殆どの不幸はお金で帳消しにできます。(プラスになるとは言っていない)
少なくとも、自分自身がお金で苦しんでいるのに、子どもを作るとか、負の連鎖は続きます。
自分が子ども時代辛かったから、それを経験させたくない
仮にお金の問題は解決したとしましょう。
お金だけではどうしようもないことってあるんですよねえ。
- 毒親や毒親戚問題
- 子ども同士のいじめ
- ババをひくと大人同士でもあるいじめ問題
- 学校という村社会
- 受験勉強や就職活動
- 台風や大地震などの自然災害
- 爺のプリウスミサイルに巻き込まれる
- いつかは訪れる自分の死(しかも楽に死ねるとは限らない)
上記のことを考えたら、いくら金を積んでも逃れられない不幸や苦痛ってのはあるんです。
どうして現実と言うのは、辛くて悲しいものなんでしょうねえ。産まれないことが一番の幸せなんじゃないでしょうか。
中には、子ども時代は見れる世界は狭くて、大人になれば見れる世界は広くなるから楽しいよという意見もあるでしょう。
確かに間違ってはいませんよ。大人になれば楽しくなる、生きれてれば良いことが起きるとは限らないのです。もしかしら起きる前に亡くなってしまうかもしれませんし。
私自身も、
- 親からのプレッシャー
- 学校でのいじめ
- 荒れた中学校
- 弱い者いじめとえこひいき大好きなクソ教師にもまれる
- 大人になったら、もっと理不尽なことがあるといわれ続けた
- 就職活動
- 生きていれば、否応なく人と比較されて、そこから劣等感に襲われること
これらの経験に巻き込む恐れを考えたら、子作りなんて出来ません。下手しなくても、産まれたことを恨まれて、こっちが殺される可能性だってあるわけですし。
本来、結婚して子供を作るのに向いていない人がせずに済むようになった
私が生まれた昭和末期ごろは、まだ結婚すること、子どもを作ることが当たり前だったんですよね。
本来だったら、
- 家庭を持つのに向いていない人
- 自分1人の時間を大事にしたい人
- 金銭的に余裕がない人
- 子どもを持つことにプレッシャーや違和感を感じている人
ですら、会社や近所づきあいなどのお見合いで強制的に結婚させられていたわけですし。
- お見合い制度の形骸化
- 資産の減少
- 年功序列や終身雇用の崩壊
- 1人でも消化できるコンテンツの増加
などが起きているのです。30年前に比べたら。
そりゃあ、結婚したくない人や結婚や子作りに向いていない人が結婚しなくなったり、出生率が減るのは当然です。
個人的には、この点は問題ないと思います。
自分の遺伝子を残したくない人が無理に子作りをしないですむようになるんですから。そんな中で、子どもができたって、毒親なりアダルトチルドレン問題につながるのは火を見るよりも明らかなのです。
私も、結婚したくないですし、ましてや自分の子どもなんて持ちたくないので、出生率の減少に貢献してしまってますが。
金銭的な余裕はない、子どもを持ちたくないなら産まなくても良いという考えが許されるようになったら、出生率が減るのは当然ですわ。