昨日、ザ・ノンフィクションでphaさんが特集されている「好きなことだけして生きていく 前編~元ニートの再々再々出発」を放送していたので見ました。
個人的に、phaさんの特集は気になっているので、録画して繰り返してみています。
来週にも後編が放送されるとのことですが、とりあえず前編の感想だけでも書いていこうかなと。
目次
-
そもそも、phaさんってどんな人なの
-
手を抜きすぎるか、しっかりやりすぎるか
-
ゲームするのに忙しくて、働く暇がないって名言だわ
そもそも、phaさんってどんな人なの
このブログを読んでくださる人の中には、phaさんという人がどんな人かご存知ではない方が多いと思います。
なので、ザックリ説明させていただきます。
- 1970年代後半生まれの方で、京都大学OB
- 大学を卒業後、3年間某企業でサラリーマンやっていたけど、そこになじめず退職
- その後、上京し、シェアハウス「ギークハウス」を開始
- 2012年に自分が生きてきて、普通の社会になじめない中で生きてきた内容を書いた「ニートの歩き方」を執筆
- 上記の書籍を執筆して以降、「日本一有名なニート」という肩書を名乗り、様々な本の執筆、テレビ番組の出演をしている
ご本人は、自分をニートだと仰っていますが、会社に属していないだけで、各種シェアハウスを運営していたり、「ニートの歩き方」以前にもプログラミングやアフィリエイトで収入を得たりしているので、フリーランスという方が正しいかなとは思いますが(笑)。
まあ、そこは置いといてとwww
私が「ニートの歩き方」と出会ったのは、某所のブックオフで立ち読みをしていて、この本がたまたま本棚にあったんですよ。
最初、どーせ、ニートが親のすねかじってパラサイトしているだけの人間のことを書いただけの本だと思ってました。
実際に本を読んでみたら、私がなんとなく幼少期から抱えていた違和感をわかりやすく言葉にしていたんですよね。
- 学校になじめないのは決して少数派ではない
- 自分が嫌だと思うことは、我慢しすぎると体に出てくる
- 今ある常識に違和感を感じているならそれで良い
- 多数派に馴染めるならそちらにいた方が良い
こういう考え方もあるんだと、感じることができました。
もし、今いる集団に違和感を感じるなら、自分と同じ違和感を抱える人たちと集まると良いということも書いていました。そのためにインターネットがあるんだからと仰っていました。
私も、ダンゴムシの会やACバーなど、自分と同じような違和感を抱えた人と集まって、生きにくさが緩和されたのはありますね。ある意味、ニートの歩き方に肩を押されて行動しているようなもんです。
手を抜きすぎるか、しっかりやりすぎるか
phaさんが生活していた(現在、シェアハウスは解散しています)シェアハウスで、一緒に暮らしていた似非原さんという方がいます。その方が、インタビューで発言していた考えで、私もしっくりした箇所があります。
- 社会人って結構適当なところがあるよね
- その中でも、ピンポイントでしっかりやるところはやる
- 適当で良い所としっかりやるところの調整が難しい
- だから、手を抜きすぎるか、しっかりやりすぎるかの0か100になってしまう
私も、適当で良い所としっかりやらないといけない所の区別がつかないです。だから、神経張り詰めすぎて、不必要にミスを起こしてしまったり、すぐキャパオーバーを起こしてしまいます。ひどいと過呼吸にもなりますしね。
周りの人が空き時間にスマホをいじっていると、それにつられて私もいじってしまい怒られてしまうことも多々あります。一度怒られると、凄いビクビクしたりとか神経張り詰めちゃうんですよね。自業自得ではありますが。
周りの人って、何故上手く力を抜きながら、雑談したりとかしながらミスをしないで取り組めるのか疑問ですねえ。
私は、その辺の加減の調整がホントに出来ないので、社会人辛いです。
ゲームするのに忙しくて、働く暇がないって名言だわ
phaさんが仲間とシェアハウスでゲームをやっているシーンがあったのですが、そこのphaさんの発言で「ゲームするのに忙しくて、働く暇がない」とあったのです。あれは、名言っすわ。
ゲームに限らず、自分のやりたいことや大事な価値観をわかってるなと思いました。ホントにこの考えって生きていくのに大事だと感じます。
毎日会社や学校の中で、神経削れたり、しょっちゅう飲み会とかの予定で自分の時間がなくなると、自分の大事な価値観や判断基準がわからなくなりますからね。
まあ、社会は、個人の価値観を持たせないために、わざと予定を詰めてるんでしょうね。
そんな私も、一人でダラダラするのに忙しくて、仕事する暇や会社の人間と付き合う暇はありません!!
phaさんと同じことやれ、あのシェアハウスで暮らせと言われたら、私は無理です(笑)。
それでも、今所属している環境に違和感を感じている、組織に馴染めないなと考えているので、今後どうにか生きていくためのヒントを探していきたいです。
後編は、phaさんの考えを引き継いだ人が、事業やったりとか、社会に馴染めない人の受け皿を作る人に焦点を当てているとのことなので、こちらも気になります。