幸せという言葉が嫌いなのかもしれない

毎回、ACバーに行くたびに、押し問答のごとく、「お前は幸せになりたいか」と聞かれる私です。

普通なら、なりたいと即答するでしょう。他のACバー参加者の皆さんもそうです。どういう風に幸せになりたいかはわからないにせよです。

ですが、私は、その質問にいつも首を縦に振れないんですよねえ。それは何故なんでしょうか。

もしかしたら、「幸せ」とか「ハッピー」とかの言葉が嫌いなのかなと考えたのです。どういう風に嫌なのか、考えてみようかなと思います。

そういう風に考えてしまって、反吐が出るんでしょうね。

精神的にストレスがたまっているときって、明るい作品よりもバットエンド物が見たくなるのも影響しているのかなと。

年々、登場人物が不幸になる作品や、最終的に破滅するキャラクターにシンパシーを感じてしまいますねえ。みんなが幸せとか、生きていれば幸せになれるとかいうのが物凄く胡散臭さを感じて、フラストレーションを感じるのです。

みんな滅んでしまえば良いんだ的なノリで。

実際、脳内お花畑というわけではないのは確かですし、幸せをつかむためにも苦労しているのは百も承知です。個人的には、幸せとかハッピーとかいう言葉を聞くとカチンときてしまう部分があるんですよねえ。

もしかしたら、「俺が苦しんでいるのに幸せとか感じやがって。けしからん」という風に、マウンティングを取りたいのかなあ。

幸せとかに限った話ではないんですが、ポジティブシンキングがムチャクチャ嫌いなんですよねえ。

やべえ、書いてるだけで気持ち悪くなってきたわ．．．

てな感じで、疲れるし苦しいんですよね。

いう気持ちを出せるからこそ、その場にいて楽しく思えるし、今いる環境に長く入れるんですよね。

学校とか、体育会系の環境ってポジティブシンキング至上主義的な環境でした。そのせいか、いてて楽しくなかったですし、辛かった記憶の方が強いです。ネガティブな気持ちを開示できる環境や人間関係だから、私は長く付き合っていられるんですよね。ばなうたやACバーしかり。

とにかく、一度きりの人生なんだから楽しめとか、楽しめないと勿体ないといってくる環境だと、一緒にいるのが苦しくなってしまうのです。何処か、生きることに苦しさとかを感じている人たちの方が、私はシンパシーを感じるのでしょうね。

幸せになりたいという質問に、毎回首を縦に振れないのは、とりあえず、自分にとって楽になれることをしたいし、そういった環境に身を置きたいからなんでしょうねえ。

来ないかもしれない幸せのために努力するくらいなら、さっさと死ぬなりして楽になりたいという気持ちが強いのです。そんな気持ちで、幸せになるかどうかなんて、地面のない空中にビルを建てようとするようなもんです。

幸せになるためにもエネルギーが必要ですしね。そのエネルギーがないのに、未来の幸せとか知らんわとしか思えないのです。

今の私は、毎日「死にたいわ～」「苦しまずに死にたい」とか言ってるくらいですからね。むしろ、下手に生き続けるくらいならさっさと死んで楽になった方が幸せになれるんじゃないかと思っています。

もしかしたら、幸せになるには「物事を何も考えないで良いこと」なのかなと。

やっぱり、幸せになりたいかどうかの質問にはうまく答えられそうもないなあ・・・

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