そういえば、リスクヘッジが大切になってよなと感じています。
もともとは、証券業界で使われていた用語とのことでした。
株の投資を行う際に、
- 1つの会社に絞らず、複数の会社に分散して投資をする
- んでもって、分散することで、損失の軽減を図る
という意味で使われていました。
それが、現在では、起こるかもしれないリスクに備えて、事前対策を立てることで、リスクの回避を図るという意味でも使われるようになりました。
要は、何かヤバいことがあっても良いように、色々考えておけということですね。すんごいザックリ言うと。
今回は、私が考えるリスクヘッジについて書いていこうかなと。
目次
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なんで大事なんだろう
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どういうリスクヘッジをするべきで、私はどう考えているのか
なんで大事なんだろう
それにしても、リスクヘッジ、リスクヘッジって叫ばれるようになったんでしょうね。10年前はもちろん、私が子どもの頃や、私の親世代の話を聞いてもリスクヘッジなんて言葉聞いたことなかったです。
結論から言うと、そんなもん必要なかったの一言で済んじゃいそうですね(笑)。それだと、この記事が終わるので、深堀してみようかなと。
- 偏差値の高い学校に入って、大手企業や公務員になれば、一生組織が面倒を見てくれた
- 年功序列で、一つの会社に勤めていれば、給料は上がり続けた
- 親戚付き合い、近所付き合いが、現在より濃かった
- 結婚も、ある程度の年齢になれば、親戚、ご近所、会社のつながりなどから、紹介が来た
上記の点から、リスクヘッジなんて必要がなかったのかなと読み取ることができます。敷かれたレールを走り続けることができる、走り続けていれば集団が面倒を見てくれた時代だったのは確かですし。
しかし、現在ではこれらが当てはまりません。
- 偏差値の高い学校を卒業出来ても、非正規雇用はザラ
- 年功序列どころか、1つの企業に居続けると、責任だけ重くなるわ、仕事の難易度だけは上がるわで、時給換算するとアルバイトレベルの給料(だから割に合わない)
- 近所どころか、隣の家に誰が住んでいるかわからない
- 親戚が近所にいない(特に地方から都会に移った場合、身内と完全に疎遠な人が多い)
- 近所に親戚や知人がいないので、孤独死の恐れ大いにあり
- あちこちで起こっている自然災害
- 消費税(平成元年になるまでそんなもんなかった)
リ ス ク し か ね え じ ゃ ね え か !
リスクが多いってレベルじゃないです。といっても、昭和時代は、敷かれたレールに敢えて乗らないならともかく、何らかの形でレールに乗れなかったとしても自己責任扱いでしたからね。そりゃあ、今になって8050問題とか起こるわけですよ。
リスクヘッジするためのノウハウなんぞなかったわけですしね。経済的に余裕のあるうちに、リスクヘッジのノウハウを研究しておけば、日本の弱体化はもう少しマイルドだったかもしれません。
どういうリスクヘッジをするべきで、私はどう考えているのか
敷かれたレールを走っていれば、集団が守ってくれる時代じゃありません。というか、走りたくても走れないです。下手すれば、敷かれたレールを走ろうとすれば、集団に搾り取られる時代です。
- 今勤めている会社以外で、お金を稼ぐネタを作っておく
- 会社や親族以外のコミュニティを確保しておく
- 確保したコミュニティに定期的に顔を出す
という、上記のリスクヘッジが大事になってきましたからね。
今勤めている会社以外で、お金を稼ぐネタができれば、下記のメリットがあるのかなと考えています。
- 会社を辞めざるを得ないときの、次の仕事までの繋ぎになる
- 作ったネタが転職活動で使えるかもしれない
- やる気ないなら辞めろと言われたとき「他で稼いでるんで平気っすわ」と強気に出れる
- んでもって、自分の自信に繋がる
会社や親族以外のコミュニティを確保して、定期的に顔を出すようにすれば、
- 今やっている仕事や所属している会社が全てではないと思える
- 今の会社の異常さに気づける
- 親族や会社のように忖度や利害関係がいらないので、気軽に付き合える
- 気の合う仲間と定期的に会う機会があれば、クソ仕事もそれを目標にしのげる
- 単純に楽しい
ということもできますしね。
会社とかだと、価値観が合う人を探すの難しいですからね。仮に職場で仲の良い人がいたとしても、上司とかに話している内容が洩れる可能性は捨てきれません。それが怖くて、愚痴とか相談なんてできませんもん。
極論を述べましたが、職場の人と仲良くするなと言っているわけじゃありません。むしろ、仲良く出来るなら仲良くすべきだと考えています。
いくら、情報が洩れるのが怖いからと言って、職場の人と仲良くするのを一切しないのはただのバカです。
仲良く話せる職場の人がいた方が、業務上でわからないことを聞けるというメリットがあるわけですし。仲良くなれそうな職場の人と一切仲良くしないというのは、リスクそのものでしかありません。
それらを踏まえたうえで、私が今やっているリスクヘッジは
- 配当金や優待券狙いで、株の投資をチマチマ行う
- ACバーやダンゴムシの会、ばなうたなどの各種コミュニティに参加
- Twitterのフォロワーさんとのコミュニケーション
お金関係のリスクヘッジは課題点しかありませんが、各種コミュニティでコミュニケーションを取れているのは、本当に救われています。
私と同じような生きにくさや世の中に抱えている違和感を共有出来て、話せる環境があるというのは、生きるのが楽になりました。
- ダンゴムシの会に参加することで、各種コミュニティに参加しようとするモチベーション
- ACバーがキッカケで考え出したアダルトチルドレンについて
- ACバー、ダンゴムシの会、ばなうたに参加することによる、自分と同じように違和感を感じている人がいるということ
で、自分の考えが偏りすぎるというリスクを回避できたかなと思っています。今後ともお世話になります。
- かつては集団に属していれば、殆どのリスクを回避できたが、今はそうではない
- リスクヘッジは、お金について考えるのは大事だが、お金以外のことも考える必要がある
ということかなと感じました。何だかんだで、リスクヘッジの手段を自分で考えられる方が楽だなと考えています。
昭和時代は、敷かれたレールを走れればそれで良かったのですが、何かのアクシデントで敷かれたレールを走れなくなったら自己責任だからなって時代でしたからね。