子どもの頃に戻りたいかといわれたら

大人も子どももどっちも辛いよな

先日書いた上記のブログの続きという形ですかね。

大人になった今でも辛いことはたくさんあります。だからといって、子どもの頃に戻りたいかといわれるとどうかなという点ですが。

結論から言いますとNOです!

何故かといわれるとなかなか難しい部分がありますが、大雑把に書いていきたいと思います。

目次

  1. 逃げられる範囲が狭い

  2. 単純に受験勉強などを二度とやりたくないし考えたくない

逃げられる範囲が狭い

公立の小中学校だとムチャクチャ顕著ですが、人間関係で相性が合わないなと感じても、逃げられる範囲がムチャクチャ狭いなと思うのです。

  • 自分の通っている小中学校の学区域とその隣くらいしか活動範囲がない
  • そんなわけだから、休日や放課後に同級生と顔を合わせる可能性が高い
  • 顔を合わせる可能性が高いから、プライベートも筒抜けになる恐れが高確率
  • 同級生との関係を親に開示するのが面倒
  • 休日くらい、学校の人間関係から離れたいけど、行動範囲が狭いとそうもいかない
  • 学区域が決まっていると、転校などの選択肢が取りづらい
  • 取れたとしても、親を説得したり、理由を説明するのが嫌だ

という風に行動の縛りがありすぎるんですよね。その分、周りの大人が守ってくれる部分もあるし、自分の行動に責任を取らなくて良いというメリットもあるので、一概にデメリットばかりとは言えません。

それでも、親の様子を窺ったりするのに神経使いますし、休日や放課後に同級生と顔を合わせたくなかったので、子どもの頃は辛かったなと考えています。

高校以上になると、地元から少し離れたところに通ったり、高校などが地元でも同級生が地元と無関係のエリアに住んでいることが多いでしょう。

小中学校ほど行動範囲が狭くなかったりで、偶然街で同級生と遭遇する可能性も低くなります。

私の場合は通っていた高校に、中学までの同級生が1人もいなかったです。そのおかげで、だいぶ楽になりましたね。

決して楽しかったとは言えない、高校3年間でしたが(笑)。

職場も何だかんだで、住んでいるところがバラバラなので、地元でばったり会うこともないのでそこは良いですね。休日に地元で同僚や上司と会うのは嫌ですしね。

結婚していないのもありますが、しがらみもそこまでではないです。

  • 休日に地元のイベントに顔を出さないといけない
  • 親戚付き合いが増える
  • 血縁関係がない親戚とも付き合わないといけない
  • 義理の祖父母クラスになると、葬式が最初で最後の体面になる可能性が高いので、アウェイにも程がある中、葬式に出ないといけない

結婚していて、住んでいる地域によっては、下手な公立の小中学校もびっくりの縛りプレイをする羽目になるんでしょうがね。

想 像 し た だ け で 怖 え わ !

地獄の縛りプレイだった小中学校もびっくりの親戚付き合いや会社付き合いがないだけでもまだマシなのかなと思った次第です。はい。

単純に受験勉強などを二度とやりたくないし考えたくない

受験勉強とか、ホントやりたくないっすわ。

中学も高校も、入学した時点で、進路について考えさせられてた記憶があります。

思い切って遊べたり、自分の時間があるのって、ぶっちゃけ、受験が終わって進路が決まった段階から1年生の最初の中間テストくらいまでなのかなと感じます。

何のために生きてきたのかなあ。受験終わったら、入学出来たら遊べると信じて勉強してきても、もう卒業後の進路を考えなきゃならんわけです。

受験に失敗したら人生詰むというプレッシャーをかけられますからね。特に高校1年の段階は顕著ですね。

なら、推薦狙えば良いじゃんっていう人もいるでしょう。

それはぶっちゃけ、間違ってません!!

  • 目上の人に対する忖度力
  • 休日返上で物事に打ち込む減私奉公の精神
  • 病気でも休まず通う精神力

上記の内容は、ブラック企業の社畜をやってく上で役立つでしょう。

私も、それで大学行けたようなもんですからね。だって、一般受験だと何浪するかわかったもんじゃないですしね。

それでも、要領よく学校生活やってきて、サボりながらでも良い成績取れたり、集団の中で上手くやってきた人に比べると、社畜適性皆無ですからね。

  • 新卒で就活決まらない
  • 仕事を覚えられない
  • 職場では怒られて過呼吸起こす
  • マルチタスク出来ない
  • すぐキャパオーバー起こす
  • 職を転々とする
  • スキルアップやキャリアアップ興味ない
  • 職場でのコミュニケーションのタイミングがわからない

という始末です。生きるの辛いっすわ。

  • 志望校に入れるとは限らない
  • 入れても上手くやっていけるとは限らない
  • 体調不良や精神的なダメージでも、当日倒れたらパー(リベンジには1年かかる)
  • 特に女性の場合、受験当日に生理痛になる可能性あり(男性が女性の生理痛レベルのダメージを受けたら即死ものらしいです)
  • 娯楽を我慢しないといけない
  • 娯楽を我慢した数年後に虚無感に襲われる可能性がある(特に中学受験経験者は顕著かなと)

ということも考えると、受験勉強を強いられる子供時代はごめんですねえ。

これらの経験のせいなのか、私の子ども時代は断片的な記憶しかないです。流石に楽しかった思い出がゼロではないですし、友人と遊んだ思い出もあります。

それでも、辛かった記憶が強すぎますねえ。どんな高級料理でも、カビが一ミリでもあったら食えなくなるような感覚で。

ここ数年で、積極的に各種オフ会で、価値観の合う仲間を探しているのは、学生時代出来なかったことを、心のどこかで求めているのかもしれません。そこは、ネットが普及していて幸せではあります。10年以上前だと、それすらできませんでしたしね。