24時間テレビまで後わずかですねえ

そういえば、今年の24時間テレビまであと1週間切りましたねえ。

従業員の皆さんは、番組制作のための徹夜作業をやらせれているんでしょうね。 集まった募金とかも、芸能事務所、テレビ局、広告代理店、国家予算(という名の特権階級のお小遣い)になるんでしょうが。

目次

  1. 愛じゃ地球を救えねえんだよ

  2. 24時間テレビのためにどれだけ労力使ってるんでしょうねえ

  3. どうせやるならさあ、ノウハウ紹介とかやれよ

愛じゃ地球を救えねえんだよ

まず、愛じゃ地球は救えません。

ダイの大冒険でアバン先生も仰っていたじゃないですか。「力なき正義は無力」であると。

それは、愛でも当てはまるんですよ。

どんな愛情を持っていたって、

  • 大金
  • 防衛力
  • 危険なものを排除できる力

なのかはわかりませんが、精神論だけでは、何もできませんから。

金がなければ、貧困層に食べ物を分けることも、教育を施すこともできません。防衛力や戦闘能力がなければ、理不尽や暴力と戦えません。また、愛情があっても、理不尽を仕掛けてくる奴にそんなもん通用しませんから。

話し合いなんて通用しない連中の方が多いのです。

愛で地球を救いたいなら、歴代のプリキュア全員呼んで来いや!!!

彼女らなら、核ミサイル食らっても痛くも痒くもないでしょうし、どこぞの国が核ミサイルをぶちかまそうっていうなら、力ずくで黙らせるのも容易でしょう。

24時間テレビの募金が、どれだけ集まっているか調べてみました。過去最高が2011年の約19億円、過去最低が2015年の約6億円とのことでした。

だいたい、約7憶から8億前後は集まっているようでした。実際にそれが使われているかと思うと非常に疑問なわけですが。

でも、これらをきちんと使えば、救える命は出てきますよ。災害の復興にだって使えて、仮設住宅問題も解決するのではないでしょうか。

まあ、どうせ、冒頭でも述べたように、特急階級の人間のお小遣いになるんでしょうがね。

お前らが自腹切れよ!!!

24時間テレビのためにどれだけ労力使ってるんでしょうねえ

24時間テレビのためにどれだけ労力使っているんでしょうかねえ。

  • 場所の確保
  • 映像に使うシステム
  • webサイトのデザイン
  • スタジオのセットの作成
  • 警備に割く人員

相当なもんですよ。納期もギリギリで詰めてるのが見えます。

システムだったら、作って終わりではありません。

  1. テスト運用も行う
  2. バグや障害を見つける
  3. それをつぶす
  4. バグや障害をつぶしたうえで再度テスト運用

となるわけですよ。変なシステム作って、本番エラー起きました、視聴者の個人情報洩れましたとかなると大問題ですからね。

これらをやらないで市場に出したもんだから、セブンpayは爆死したんですがね。セブンpayのシャッチョサンが会見で「ダブルチェック」って何ですかとかおっしゃったみたいですし。

運用する以上、テスト運用するだろうがあ!

ゲームだって、テストプレイしてバグがないかとか、操作性はどうなのか調べるんですよ。

ITの会社運営するのにアウトですわ。

横道ずれましたけど、こういうテストもしないといけないですからねえ。曲がりなりにも、情報が洩れてないのって、労力は割いているんだろうなと思えます。

スタジオのセットも、次回以降や別番組で流用できれば良いのですが、残念ながらそうはいかないんですよねえ。だから、24時間テレビが終わったら取り壊すのです。

休日や睡眠時間を返上したところで、空しいですよねえ。我々のような下っ端従業員には、何の見返りもないですし。

24時間テレビ削れば、日常の業務にもっと人、金、時間を回せてゆとりが出てくるような気がするんですがねえ。

どうせやるならさあ、ノウハウ紹介とかやれよ

障害者が富士山登山するとかやるなと思います。何年前の奴かは覚えてませんが、嫌がって泣く子を無理やり登山させるシーンとかありましたねえ。

親が叱咤激励して、やりとげるという美談になってましたね。あれが、自分の状態異常を伝えていたとしたらどうするんでしょうねえ。

それで亡くなったらどう責任を取るんでしょうか。

後、芸能人に長距離マラソンさせるのもクソだなと思います。あんな炎天下の中で走らせて、熱中症になって亡くなったら大問題ですよ。

芸能人が、出演番組で事故死って、テレビ局の信頼に関わるでしょうに。その恐れも考えて企画しろっての。

やるんだったら

  • 先天的な障害で歩けません→だから歩けるようになる義足を作るシーンを流す
  • 〇〇年前から耳が聞こえない→じゃあ、そのための働き方やコミュニケーションの取り方を教える
  • 被災地の復興進んでません→放射能除去装置を作るプロジェクト始めるか~

てのを流せばいいんですよ。

こういうノウハウとか流して、俺もこういうの作ってみたいというモチベーションにつなげればいいんですよ。無理やり感動につなげないで良いから。

日テレには鉄腕ダッシュという、素晴らしい番組があって、10年とかの長期間スパンで研究するにはピッタリじゃないですか。

せっかく良いコンテンツがあるから、有効利用しなさいよ。

24時間テレビも、感動路線に持っていかなくてもやりようありそうなんですがねえ。

感動を生み出すために、不慮の事故で挑戦者が亡くなってしまったらどう責任を取るつもりなんでしょうか。日テレさんよ。