Twitter見ていると、褒め療法といって、些細なことでも自分のできたことを褒めて自分自身を認めよう的なものが盛んに行われているなと感じます。
個 人 的 に は 、 凄 い 気 持 ち 悪 い な と 。
勿論、頭ごなしに否定する気はありません。あくまで私が自分自身を自分で褒めるのに拒否反応を感じるだけです。
それは、なぜなのかを書いていきます。
目次
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最低限の自己肯定感って必要だよな
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他者からの承認欲求が満たされてからかなと
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褒め療法をやれる人って凄いわ
最低限の自己肯定感って必要だよな
よくTwitter内では、「今日も~できて偉い」とか、自分自身を褒めている人沢山いますね。
周りが認めてくれなくても、自分で自分自身を認めてあげましょう的なやつなんでしょうけどね。
悪乗りして、私も自分自身をほめてみますか。
「今日も...」
おうぇぇぇぇぇぇぇぇぇ!!!
無理っすわ。書いてて気持ち悪くなりました。
厳しくダメ出しされ続けたり、人と比較して落ちこぼれや不器用扱いされて生きてきたので、劣等感に殺されまくりなので。
後、自分自身がムチャクチャ大っ嫌いなので、自分自身を褒めるという選択肢がわかないのです。
自己肯定感がなさすぎるんでしょうね。仕事ができなくても、コミュニケーションができなくても、メンタルが弱くても受け入れられる環境でないと、最低限の自己肯定感が生まれないのかもしれません。
要は、自分の存在そのものが否定されない環境に置くことが大前提なのです!
それ考えたら、学校や職場とか、毒親との生活とか論外です。
職場なんて、減点方式で、~出来て当たり前という圧力があるのですから。自己肯定感を否応なく奪ってくる環境ですからね。
学校とかも、集団に馴染めない奴、競争に勝てない奴の人権ありませんし。
自 己 肯 定 感 育 た な く て 当 然 だ ろ う が ! ! !
だったら、自分自身を好きになる努力をしろと言われておしまいですね。
それができないから、自己肯定感が持たないという考えがないんでしょうねえ。世知辛いもんです。
他者からの承認欲求が満たされてからかなと
褒め療法をやるための自己肯定感を育てるにしても、まず、他者からの承認欲求が満たされていることが前提なのです。
- 仕事ができて、上司や同僚に認められる
- 虐めに合わないで生活できている
- インスタにアップロードした写真にいいね貰えた
- クラスで一番足が速いとか、体育の授業で活躍している
人から褒めてもらうには、上記のような条件を満たしていないといけないんですよねえ。
裏を返せば、
- 仕事ができない
- スポーツが苦手
- 服装がダサい
- 要領が悪くて不器用
- 人と話したり、仲良くするのが苦手
とかだと、他者から褒めてもらえません。承認欲求なんて満たされません。むしろ、自分の存在を否定されまくりです。
自業自得だとしても、「あいつは~できるのに、それに引き換えお前は」「出来なくて悔しくないのか」という風に、ボロクソにダメ出しされまくりです。
無論、私もその一人でした。というか、今でもその一人です。
- 三十路すぎても、キャパオーバー起こすとオドオドしたり、パニックを起こす
- しかも、それをコントロールできない
- ちょっと叱られると、すぐおどおどして、その人のことが怖くなる
- 一般女性より身体能力低い(実際、中学のスポーツテストで、そんな数値でした)
- 上記のスポーツテストは、ハンドボール投げ10メートル超えれば良い方
- リレーで走れば、陰で足が遅いといわれる
- 身長がでかい癖に、体力はワーストクラス
- 虐めに立ち向かえない
そりゃあ、他人から存在を認めてもらえないっすねえ…。
出来ないなら努力しろと言われるのは言うまでもありません。それができないから、この有様なんです。
私にできることは、せめてこの特性を次世代に引き継がせないことですね。私の子どもや孫に、同じ苦しみをさせたくないんで。
褒め療法をやれる人って凄いわ
それでも、褒め療法を毎日出来る人って、皮肉や嫌味なしに凄いと思うんです。
褒め療法をやっている人も、最低限の自己肯定感を獲得するために血のにじむ努力をしたのが感じられますし。
それらの皆さんの過去はわかりませんが、
- 苦手なことへの挑戦をして克服した
- 辛い過去に真正面から向き合った
- クラスで一番体力がなかったような人が、筋肉付けて、バーベル持てるようになった
- 肥満だったのを、体重20キロ落とした
- 偏差値30代から、Marchレベルの大学に入れる偏差値まで上げた
- 毒親から脱却して、1人暮らし始めた
- ブラック企業から逃げるために、スキルアップしたり、公務員試験受けて受かった
- 周りからブスと言われ続けたり、美形な兄弟と比較されても、整形して綺麗になれた
といった、たいていの人は途中でやめてしまうようなことを成し遂げたのです。そりゃあ、良い意味での自信も身につくよなあと感じます。
これは、マジで自分自身を褒めても、何の文句も言わせないレベルです。それ考えたら、これくらいの努力をできないと、褒め療法なんて出来ないなと。