中学受験したときの話

もう、20年前になるのか。

私、中学受験の経験があるのです。以前書いた下記の記事を見ていただければ、結果はお察しですが。

食わず嫌いな感覚はバカにできない(2019/0609修正)

目次

  1. なぜ中学受験をしたのか

  2. 結局、地元の中学に行く羽目になった

  3. 学区域制がなければなあ

なぜ中学受験をしたのか

地元の連中と離れたかったからです。学区域制度があって、地元の同級生と同じ中学に行かないといけなければならなかったからです。

同級生にも嫌われており、私自身も同級生と顔を合わせるのが嫌でした。仲の良いやつや一緒に遊んでいたクラスメイトがいなかったわけではありません。それでも、なるべくなら同級生と距離を置けるなら置きたかったのです。

だから、中学受験をすれば、地元の同級生と離れられるのではと考えてました。以前もブログに書いたのですが、公立の中学校に何となく不信感を抱いていました。私立中学に行ければ、公立の中学の雰囲気を味合わずにいられたのかなと思ってもいました。中学から私立に行ければ、高校受験もしないで遊んでいられると今考えたら浅はかな考えもあったなあ(笑)

後、合唱コンクールとかが嫌でしたねえ。地元のケーブルテレビで、公立の中学の特集をやっていました。そこでは、合唱コンクールがあり、朝早く練習しているシーンがありました。早起きするのが嫌だったというのもありますね。

だって、そのために寝る時間が短くなったら嫌じゃないですかwww

学校給食も食べたくなかったです。私立だと学校給食がなくなるので、私立から中学に行ければ、学校給食を食べずに済むとも考えていました。なぜ学校給食が嫌だったかというと下記の通りです。

  • まずい
  • 嫌いなものも残してはいけない
  • みんなで一斉に「いただきます」「ごちそうさまでした」がめんどくさい
  • 食べれないと遅くまで残されていた

私の担任だった先生がすべてそうだったわけではありませんでした。しかし、上記のことは、小学校1,2年の時のクラスはその傾向が強かったなと。

そのせいで、一時期すごい好き嫌い増えました。口に合わないものを怒られながら食べると余計好き嫌い増えて偏食になるよなと思います。

結局、地元の中学に行く羽目になった

結局は、中学受験に失敗し、地元の中学に行く羽目になってしまいました。

ぶっちゃけ、どんな偏差値が低くても良いから私立中学に行ければなと思っていました。親と塾の先生の方針で、偏差値40代以下のところは行かせない、公立の中学で勉強した方が良いとのことで受験さえさせてもらえなかったのです。

そういえば、偏差値30代とか40代の中学の紹介欄見てても、こんな学校だめだと親に言われた記憶も僅かながらありました。

中学で偏差値30代や40代でも、全体的には決して悪いランクではないんだよなあ。公立中学よりかは治安は全然良いと思います。高校と違って、全員が受験する訳じゃないしね。

後から調べてみたら、御三家やそれよりちょっと低いレベルの中学を受験する人も滑り止めで偏差値30代や40代の中学受ける人いるくらいですしね。ちなみに、私は「中学の偏差値が40前後で高校は偏差値50程度」の高校に、高校から進学しました。確かに、治安は中学より全然マシだったな。

中学受験に失敗して、公立中学に行く羽目になったのは気まずかったです。んでもって、それをネタに虐めてくる輩もいやがりましたからね。早く同級生から離れたかったなあ。そこそこマシな連中も、思春期ゆえか性格が悪くなり、私に対する扱い悪かったなー。小学校の時から、クラスでも変り者扱い受けてて、裏で悪口言われてたしな。

だからかはわからんが、進学先の高校に、同じ小中学のやつがいなかったのは凄い気楽でした。中学卒業と同時に、街で顔を見ることもほとんど無くなりましたし。すれ違ってもスルーしてくれましたしね。

結局、高校受験もしなくちゃいけなくなくなりましたしね。遊びたい盛りの時に、中学受験のために勉強してたのになあ。何のために勉強してたんだろう。今考えると虚しくなりますね。

小学校の時に遊びきれなかった部分があったのかもしれませんね。受験により、自分の時間を失っただけだなあ。

学区域制がなければなあ

小学校の時の遊びたい盛りに中学受験したのって、下記の目的なのかなと思います。

  • 親の期待に応えないといけない
  • 小学校までの人間関係をリセットしたい

勉強が上手くいかなくて、親に怒られたこともよくありました。怒られたくないから勉強を頑張った、公立の中学に行きたくないから受験したようなもんですからね。

最近は、学区域制度が無くなり、通っていた小学校と違うエリアの公立中学に通える地域も増えているみたいですね。

個人的には、メリットはかなりあるのかなと思います。

  • 人間関係をリセットできる
  • 電車やバスを使って通学する場合、休日には学校絡みの人間関係と距離を置ける
  • 中学から不登校になっても、話題になることが少ない
  • 家庭の事情で、同じ区内で離れたところに引っ越すことになっても、転校しないで済む
  • 通っている中学とミスマッチが起きても、転校できる可能性がある

人間関係のリセットが出来るというとの、休日に学校関係の人間関係の距離を置けるのはかなり大事です。

小中学生時代は、休日や放課後に、同級生と顔を会わせたくなかったですし。

学区域制がなくて、学校を選択できたなら、中学受験しなかったかもしれませんね。遊びたい盛りに遊べないのは本当に辛いです。

学校選択制を廃止して、学区域制度を復活させる地域が増えてきたみたいですね。

忌まわしき村社会制度がまた甦るのか。小学校の人間関係をリセット出来なくて、苦しむ中学生が増えるのが目に見えてるぞ。こんな村社会ありきな社会じゃ、子どもを持ちたいとか思えませんね。

私が苦しんだ学区域制度という村社会制度を味会わせる羽目になるのですから。ハイクソー!!