https://twitter.com/usagitoseino/status/1170506212862877696
上記のツイートのように、嫌なことでも耐えないといけない、上手くいかないなら努力して周りに合わせろって学校で教わった人多いと思います。
私もその一人なんですがね。それって、学生時代からエリート社畜になるための教育というか社畜養成工場だよなと思うのです。
目次
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嫌なことを我慢させるのって、異物排除のため
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集団で企画するイベント
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嫌なことって、本来対処するものでしょ
嫌なことを我慢させるのって、異物排除のため
嫌なことを我慢させるのって、集団と違う考えの人を炙り出して、排除するのが目的だよなと感じます。
少しでも考えが違う人間が混じると、
- その中から能力の高いやつが出てくるかもしれない
- そんな奴が増えて力をつけてくる
- んでもって、上の言うことを聞かなくなる
- 自分のメンツが危うくなる
ということが起こりますからねえ。
ブラック企業で、仕事ができる下っ端が違和感に気づいたら、その人を首にするようなもんです。
言うことを聞く駒が無くなると、御偉方からすればたまったもんじゃないですしねえ。責任逃れができなくなるのですから。
これが上からの命令だけでなく、同僚同士、クラスメイト同士といった同じポジション同士でも発生するのがわが国日本です。
自分らも嫌でしょうがないなら、真っ先に文句言う奴と徒党を組んでボイコットをすれば良いものを。そういう行動力がないから、足の引っ張り合いをするんですよね。
あいつだけ、抜け出してけしからんてきなノリです。
こういうことがあるから、集団の中だと、自分の考えを出すのが怖いんですよね。嫌なことを嫌というと爪弾きに合うわけですし。
辞めさせられるならまだ楽なんですよね。でも、公立の小中学校だとそうもいきません。自分だけ抜け出そうものなら、クラスの中で気まずい思いしますし。
会社とかと違って、地元もだいたい一緒なので、街を歩いていると、クラスの人間と遭遇する可能性が高いのです。だから、嫌なことを我慢せざると得ないのです。ハイクソー!!!
集団で企画するイベント
学校行事や会社の飲み会など、集団の中で企画されるイベントに参加経験のない人は、殆どいないでしょう。強制参加もしくは、任意参加(暗黙の了解で参加しなくて良いとは言ってない)的なあれです。
あれも、社畜養成工場あるあるな同調圧力だよなと思うのです。
飲み会とか、学校行事とかやりたくないのに、我慢して参加しないといけないとか誰も得をしません。
イベントを通じて、仲良くなれるわけではありませんし。というか、相性の悪い人間と無理にでも関わらないといけない環境となり、むしろ仲は悪化します。
集団で企画するイベントってやる意味あるんでしょうかねえ。
無 い で し ょ !
名目上は、協調性とか集団の中で上手く物事をやっていくことを学んでいくとのことらしいですが。
嫌なことを我慢しないといけない集団なんて、協調性とは言いませんよ。
本来、協調性って、とある共通の目的があってそれをクリアするための手段なわけです。
嫌なことを我慢するのって、どういう目的があるんでしょうか。
- それで、一生金に困らない生活基盤を整えるためでしょうか
- 孤独死対策でしょうか
そんな中で我慢したところで、自殺者が出たり、精神疾患になるだけですよ。我慢大会の結果が、毎年3万人の自殺者が発生することに繋がっているわけですし。
我慢大会ありきのイベントやるくらいなら、個人が身を守るのに必要なお金とか法律の知識を、学ばせるのが先でしょうに。
それでどうしようもない時に、集団の中でやっていく術を学べば良いのではと。
嫌なことって、本来対処するものでしょ
嫌なことや理不尽って、耐えるものではありません。本来は、対処するもの、戦って抜け出していくものです。歴史が証明しているじゃないですか。
- 歩くのが嫌だから、歩かなくて済むように車などの乗り物を開発しよう
- 大地震で、家や財産を奪われるのが嫌だから、建築基準法のボーダーを厳しくして耐震強化した建物を作ろう
- 台風や洪水で、住んでいる土地や農作物を奪われるのは理不尽だから、防波堤を作ろう
- 見たいテレビを我慢したり見逃すのは嫌だから、ビデオ録画を普及させよう
- パスタを楽に作りたいから、電子レンジで水を入れて温めれば茹でられる容器を作ろう
- 台風の中、通勤するのは嫌だから、早く帰れるよう社会システムを変えよう
例を挙げればキリはありませんが、嫌なことを我慢するだけでは、上記のような考えは生み出されなかったかもしれないんですよ。
嫌なことやこれは理不尽だと思うことは、表に出していくべきなのです。別に、人殺しをしているわけではないのですから。
嫌なことを対処するための手段を研究していかないと、先人の犠牲がパーになるのです。
そんな私も、会社や家族だけの人間関係は嫌だという考えから、各種オフ会への参加やTwitterでのフォロワーさんと繋がるにもっていったのですし。