大人の引きこもりについて

大人でも引きこもりになっちゃいますよねえ~。

というか、一歩間違えれば誰でもなり得るなと思うのです。大人の引きこもりについてと書きましたが、今回は、「就労経験のある人」や「家族を養っている」というケースでもなり得るのではという点に焦点を当てていこうかなと。

目次

  1. 実際問題、仕事って精神病むからなあ

  2. 家族を養わなければならない際に、引きこもりになるのは怖い

  3. やっぱり誰でもなり得るよなあ

実際問題、仕事って精神病むからなあ

仕事をしている、特に集団の中で働かないといけない場合、精神病む要素多いよなと思うのです。

  • 真面目にやっている奴が損する環境
  • パワハラの被害者だった人間が、自分より下のポジションの人間に対して加害者になる
  • つながりたくて繋がっているわけではない
  • そんな中でも、人間関係を維持しないといけない
  • 自分の思ったことを話すと、どこでどう洩れるかわからない
  • 下手すれば、自分のことを嫌っている人間に洩れて、職場にいるのが気まずくなる

ぶっちゃけ病むわ!!!

私の友人も、数年前まで正社員として働いていた人が1人いるのですが、そこがひどい環境で病んでしまって、いまだ働けていないですし。

  • 一番下っ端の自分が、真面目にやっているのに、周りの上司や先輩は遊んでばかりで仕事しない
  • そんなわけだから、自分に仕事が降ってくる
  • 上司のパワハラは日常茶飯事
  • なので、求人票を見るのが怖くて、一歩踏み出せない

そんな環境で働いていたら、誰でも自分の世界に引きこもりたくなりますし、働くの怖くなりますわ。勿論、私も、働くの怖いです。ぶっちゃけ、自分の世界に引きこもってブログ書いていたり、ゲームやってたいです。

仕事そのものや長時間束縛されるのも辛いですが、人と関わるのがムチャクチャ辛いです。

  • 怒られるのが怖くてビクビクする
  • 勤務時間中、胃がチクチクするわ、後頭部が締め付けられている感覚がする
  • 職場にいるときや、出勤前は顔面けいれんが起こって、顔や唇が勝手にぴくぴく動く
  • 周りに人がいると、いつダメ出しされるかわからなくて怖い
  • 職場では、ムチャクチャ挙動不審になり、先輩をイラつかせる

何だかんだで、まだ過呼吸を起こしていないからマシですが、今後のことを考えると怖いですねえ。

私も一歩間違えれば、引きこもりになるでしょう。

私の父親が銀行に勤めていて、そこの若手社員にも、数年間引きこもりになっているケースもあるくらいですし。

一般的には、学校を卒業してから、もしくは在学中に引きこもりになると思っている人が多いでしょうが、実際は、就労経験があっても、精神病んで引きこもりになってしまうケースがあるのが、闇を感じますねえ。

家族を養わなければならない際に、引きこもりになるのは怖い

実家暮らしだったりで、頼る人間がいれば、引きこもりになってもまだどうにかなるかもしれません(良いとは言っていない)。

個人的にもっと怖いケースとしては、奥さんなり旦那さん、子どもがいて、自分が家族を養わないといけない際に、精神病んで引きこもりになる恐れもあり得るんですよね。

正確に言えば、家族が豊かに暮らせるように稼ぎたいし、外に出たいのに引きこもりにならざるを得ないのでしょう。

引きこもり抜きにしても、家族がいる状態で精神疾患になって働けないというのはかなりのダメージです。

  • 休職するとすれば、その分手取りは減る
  • 家族が精神疾患だと、学校で噂になるかもしれない
  • それがキッカケで、子どもがいじめられる恐れがある
  • 休職ならまだしも、退職するとなれば、収入面でさらに不安になる
  • パートナーがパートなどを増やさないといけない
  • その分、養育に回せるキャパシティが減る
  • 親が病んだ影響で、子どもがしっかりしないといけないというプレッシャーを背負ってしまう恐れがある

上記のように、責任重大にも程がありますからねえ。しかし、生活保護なり障害者手帳を貰うという手もあるにはあります。

確かに、貰えるでしょうが、貰うに至るまでのダメージを考えると、割に合わないレベルです。

  • 心療内科の医療費
  • カウンセリング代
  • 休職による煽りで減る手取り
  • そんでもって、減った手取りによって、減る貯蓄

普通に会社員やれてる方がかかるコストもそうでもないですし、収入面でも有利です。いずれにしても、生活保護や障害者手帳に頼らないで済むならそれに越したことありません。

個人的に結婚したり、子作りしたくないのもありますが、自分自身が精神病んだときの、家族に対するプレッシャーを考えると結婚や子作りなんて御免ですねえ。

精神疾患になった親を見るというのも、子どもが人生に希望を持てなく恐れもありますし。

やっぱり誰でもなり得るよなあ

何だかんだ言って、誰でも引きこもりになってしまう恐れはあると思います。

私の地元の同級生でも、小学校の時はクラスでもヤンチャだった人が、中1の1学期らへんから不登校になってしまったケースもありますし。どういう原因だったかはわかりませんが、本人にとって大きなダメージがあったのは確かでしょう。

引きこもりは甘えとか、根性が足りないとかって言いきれませんよ。むしろ、根性があって、嫌なことを開示できずに我慢してきた結果、精神を病んで、人に心を許せず引きこもりになってしまうのですから。

具体的な解決策は、ハッキリ言ってわかりません。それでも、

  • 嫌なことでも我慢しないといけない
  • 相性の合わない人と距離を取りづらい
  • 逃げ道の作り方を教わる機会がない
  • 機会の平等も、結果の平等も機能していないくせに自己責任論を強いる

という世の中が、引きこもりになってしまったり、それが長期化する原因になるのかなと思います。